「Chuck/チャック」のファーストシーズンが始まったのは、アメリカでは2007年9月24日、日本ではスーパードラマTVにて2009年にシーズン1が放映されています。
主人公のチャックは、家電量販店「Buy More」で時給11ドルで働く従業員で、パソコンサポートの「Nerd Herd(オタク軍団)」リーダー。
スタンフォード大学の成績優秀な学生だったにもかかわらず、学校を退学になったおかげで、今は家電量販店で働くコンピューターおたく。
幼馴染で親友の「モーガン・グライムス」も「バイモア」で働く同僚で、普段は親友であるモーガンとゲームに明け暮れ、いたって楽しく過ごしている。
このように平凡な暮らしだったチャックが、ちょっとしたきっかけで、頭の中に国家機密「インターセクト」がダウンロードされてしまい、それ以来国家の重要人物になってしまう。
何の変化もない暮らしが180度変わり、最初は戸惑いながらも、スリル満点のスパイ生活に慣れていくさまや、突如現れたCIAの美人スパイ「サラ・ウォーカー」との関係がどうなっていくかなど、興味が尽きないスパイコメディファミリー&恋愛ドラマ。
実は、「Chuck/チャック」のドラマは、毎回エピソードで流される音楽も楽しみなのです。
そして、「ジョシュ・シュワルツ」が「ゴシップガール」の製作に関わっていたためか、「ゴシップガール」と音楽がかぶることが多い。
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S1エピソード1/チャックVS運命
家電量販店「Buy More」で働くチャックは、パソコンサポート「Nerd Herd(オタク軍団)」のリーダー的存在。
アメリカで最も入学が難しいともいわれる大学、スタンフォード大学で学んでいた生徒が、なぜ「Buy More」で時給11ドルの仕事をしているのか?
それは、当時のルームメイトだった「ブライス・ラーキン」によってカンニングをしたと訴えられたため。
実際には、カンニングなどしていません。
しかし、この憎き「ブライス・ラーキン」から送られてきた1通のメールを開いたことで、チャックの運命が大きく変わります。
メールを開いたことで、ある重要な国家機密がチャックの頭の中にインストールされてしまったのです。
ちなみに、このブライス・ラーキンは、ホワイトカラーの2枚目「ニール・キャフリー」役の「マット・ボマー」が演じています。
CIAの元相棒のブライスがチャックにメールを送ったことがわかり、CIAは美人スパイの「サラ・ウォーカー」を送り込みます。
CIAと共同で情報を管理していたNSAからは「ジョン・ケイシー少佐」という凄腕のエージェントが送り込まれます。
「ジョン・ケイシー少佐」の最初の任務は、チャックを殺すことでした。
また、「サラ・ウォーカー」が送り込まれたことで、チャックの運命がさらに大きく変わるのです。
チャックが、初めてサラを見た時のシーンで、受話器を首にはさみながら「ヴィッキー・ベール(ビッキー・ベイル)」と、何度も連呼するシーンが印象的です。
「ヴィッキー・ベール」とは、バットマンに出てくる女性カメラマンのキャラクター名で、1989年公開の最初の「バットマン」では「キム・ベイシンガー」が演じていました。
原作では、ゴッサムシティの新聞社「ゴッサム・ガゼット」のジャーナリスト、そしてバットマンの元恋人で、14年間バットマンの恋人として登場しているキャラクターです。
チャックとモーガンは、オタクとしてのキャラクターなので、サラが入ってきた時、モーガンが「ヴィッキー・ベール」のような女性が入ってきたと言い、チャックが顔を見もせずに連呼したわけです。
エピソード1の最後に、チャックとサラがビーチの砂浜で話をするシーンがあります。
これが、後に非常な大事なシーンとして登場します。
チャックファンには忘れられないシーンとして…
S1エピソード1で流される主な音楽
エピソード1で流される主な音楽は、下記になります。
Teddybears - Cobrastyle (feat. Mad Cobra) Get Down (American Pie – Beta House) – Cham Pain See the World – Gomez Any Way You Want It – Journey A Comet Appears – The Shins
S1エピソード2/チャックVSヘリコプター
エピソード1で、国家機密を手に入らたという理由で殺される運命だったチャックは、国家機密である「インターセクト」が勝手に頭にインストールされたことで、殺される対象から国家に守られる対象となった。
チャックの方が、彼ら2人より立場が上になったのです。
そこで、CIAからはサラが、NSAからはケイシーが、身分を隠してチャックの事を24時間守るボディガードとして張り付くことになりました。
そして、サラは向かいにある「ホットドック屋」で、ケイシーは「バイモア」でチャックの同僚として働くことになります。
サラは、チャックの記憶を抜き取ろうとして、ジョナス・ザーナウ博士に見てもらうことにしました。
チャックを検査した博士は、チャックとは直接は対面していないが、チャックの素晴らしい能力に気付きます。
その後、車を運転して返ったザーナウ博士は、爆弾で車を吹き飛ばされます。
サラとケイシーが事故現場に行き調査を行った際、博士の遺体は見つからず、サラは焼け焦げた起爆装置らしき携帯電話を発見します。
この携帯はNSAの物であり、サラとチャックはケイシーの仕業と疑います。
この頃のサラとケイシーは、お互いのことを全く信用していません。
チャックは出張作業で呼び出されるが、そこにはケイシーがいました。
チャックとケイシーは、同じ携帯で殺されそうになり、今度は2人でサラの事を疑う…
ところで、この頃のサラのチャックに対する態度は、まだ非常に乱暴なのです。
S1エピソード2で流される主な音楽
エピソード2で流される主な音楽は、下記になります。
Lust for Life – Iggy Pop Don’t Make Me a Target – Spoon Challengers – The New Pornographers
S1エピソードド3/チャックVSタンゴ
チャックは、店長である「ビッグマイク」に呼ばれる。
副店長への昇進のために、倉庫に溜まっているパソコンの修理を2日で終わらせるように言われ、オタク軍団はパソコンの修理を行うことになります。
そこに、店員のモーガンも現れ、自ら手伝うと申し出ます。
しかし、このオタク軍団&モーガン達は全く仕事をやる気がありません。
ジェフの持っていた新聞を見て、チャックの頭脳がフラッシュし、オークションに「ラ・シウダッド」という人物が来る事がわかります。
武器商人である「ラ・シウダッド」の正体がわからないため、チャックもオークションに一緒に行くことになるります。
チャックは、オークション会場のトイレで会った男にフラッシュし、「ラ・シウダッド」のデータが蘇ります。
男は「ラ・シウダッド」ではなかったが、チャックになにか違和感を感じ、一緒にいたサラを屋上に連れて行きます。
S1エピソード3で流される主な音楽
エピソード3で流される主な音楽は、下記になります。
Don’t You Evah – Spoon Slow Show – The National The General Specific – Band of Horses
S1エピソード4/チャックVS秘密の石
チャックとサラが、チャックの姉エリーやデヴォン、モーガンたちと一緒にゲームをしていると、サラは誰かが覗いているような違和感を感じます。
部屋に帰ると、マスクをかぶった人間が襲ってきた。
それは、かつての仕事仲間だった麻薬捜査官(DEA)のカリーナでした。
カリーナは、ダイヤを盗みたいので協力してほしいという。
チャックは、初めてNSAのケイシーの上司「ベックマン将軍」と、CIAのサラの上司「グラハムCIA長官」と、コンピューター越しに対面します。
DEAから依頼があった仕事だが、チャック達は、カリーナより早くダイヤを奪うようにという司令を受けます。
チャックの家の前でお互いを紹介しあっていると、モーガンが現れ、ひと目でカリーナを好きになってしまいます。
カリーナは、スパイらしくなくごく普通の青年に見えるチャックの役目が気になってしょうがない。
今回出てくる悪党が、全身毛むくじゃらでとても気持ち悪い。
海外の人は、これを見て男らしいと感じるのだろうか…?
S1エピソード4で流される主な音楽
エピソード4で流される主な音楽は、下記になります。
Fall Into Place – Apartment Wild Girl – Matt Pond PA Shy – Matthew Dear
まとめ
エピソード1から4までは、ほんの触りの部分ですが、既に次のエピソードが待ちきれなくなってしまいます。
スパイ物ですが、純粋なスパイ物ではなく人間味あふれたドジなスパイドラマで、そこにヒューマンドラマや恋愛ドラマの要素も入ってきます。
また、主人公がオタクということで、コミックやスーパーマンなどのヒーロー映画・ドラマが大好きな、アメリカのオタク系のユーザーも虜にしてしまったドラマです。
ここまでは、主人公のチャックが次第にサラに惹かれ始める姿が描かれています。
アメリカ人とは思えないほど、恋愛には奥手なチャックと、人を簡単には信じられないサラとの関係が、これからどうなっていくか楽しみです。
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